コロナに負けるな!/岡田(国語科)

家庭学習のポイント

国語科: 岡田 誠

古文の学習法
  • 文法
     文法の本は、問題形式のドリルで一冊仕上げると、その後の古文の学習が楽になりますので、ぜひ、文法の演習形式の問題集を一冊仕上げましょう。
    (例) 『古典文法基礎ドリル』(河合出版)
      『古典文法トレーニング』(河合出版)
      『古文ヤマのヤマ』(学研)
  • 単語
     気に入った古文単語の本をマメに辞書の代わりにめくるようにしてみましょう。その際に、例文やコラムもすべて読むようにしてみましょう。そうすることで、古文単語のニュアンスがつかめるようになってきます。
    (例) 『マドンナ古文単語』(学研)
  • 基礎知識
     国語便覧は、入試問題の際の参考として利用されています。やる気が出ないときや、息抜きの代わりとして、国語便覧を読むようにすると、たいへん有益です。
  • 読解
     文法のドリル形式のテキストを一冊終えたら、自分にとって使いやすい入試問題を題材に編集された問題集をやるようにしましょう。入試問題から学ぶ姿勢が大切です。
現代文の学習法
  • 重要語・漢字
     現代文の重要語を示した本を一冊読んでおくと、現代の入試問題を読みやすくするためにたいへん有益です。使いやすい現代文重要語の用語集を読んでみることも、辞書引き学習法と並んで、現代文を理解しやすくする上で、重要です。漢字も問題集で練習するだけでなく、意味を辞書で確認するようにしましょう。
    (例) 『頻出漢字と基礎知識』(河合出版)
  • 基礎知識
     国語便覧は、入試問題の際の参考として利用されています。やる気が出ないときや、息抜きの代わりとして、国語便覧を読むようにすると、たいへん有益です。
  • 読解
     自分の使いやすい入試問題を題材に編集された問題集をやるようにしましょう。入試問題から学ぶ姿勢が大切です。受験の際には、勉強することが多く、読書量が不足気味になります。それを補うためにも、入試問題という精選された現代文の文章を読み込むことで、読書の代わりとする気持ちが大切です。
参考書の選び方
 現在は、各出版社が工夫をしており、どの学習参考書もよくできています。あとは、自分自身に合った解説のものを選ぶようにすることが大切です。主に、「解説が詳しく情報量が満載なもの」と「解説が簡潔なもの」とがあります。解説が詳しいと、情報量が多く記載されます。その反面、練習量が少なくなります。一方、解説が簡潔であると、情報量が少ないものの、問題に慣れることができます。それぞれ、質を重視するか、量を重視するかという違いがあるわけです。自分の好みに合うものを選ぶようにしてみましょう。