自主学習に臨む生徒のみなさんへ 〜私が受験中にやっていたこと〜
学生チューター: 森島 京子
OKS 学生チューターの森島京子です。
学校が休校になり自宅で学習することになると思いますが、なかなかやる気が出ない、勉強し始めても続かない…という方も多いかもしれません。自主学習の仕方などみなさんの学習の一助になればいいなと思い、メッセージを書かせていただきました。
受験に向けた学習の中で自分で勉強する時間はとても重要だと私は考えていて、みなさんにも今のこの状況をぜひ活用してもらいたいと思います。
授業で習ったけどテストで思い出せないという経験をしたことがある方も多いかもしれません。試験ではインプットした知識をアウトプットすることが必要ですが、身につけた知識を使う、応用するという訓練には自分で勉強するのがより効果的だと思います。この期間中に問題集を解くなどしてその訓練ができるとよいのではないでしょうか。
また、今の時期を活用して、問題集や学校のテスト、模試で間違えたところの解き直しをしてみましょう。解き直しをすることで自分の苦手分野がわかり、穴を埋めることができます。そのときに、どうして間違えてしまったのか、次同じような問題を解くときにどんなことに気をつけたらよいかというのを紙に書いて残しておくと後々役に立つと思います。
具体的にどうやって自主学習を進めていくかの例ですが、
まず、各教科の長期的な計画(受験生は受験まで、高1.2年生はこの春休み中にやるべき問題集やテストの解き直し)を立てるとよいと思います。
そうすると一週間に、一日にどのくらい勉強すればよいかの目安が見えてくると思います。
そしてノートやルーズリーフなどに、
①その日にやるべきこと
②やったこと
③間違えたところ、わからないところ(先ほどお話ししたミスの分析をここに書いてもよいと思います!)
④次の学習のプラン
を記録していきます。
このサイクルを繰り返していくとだんだん自分の勉強のペースがつかめてくると思います。また、このように目に見える形で残しておくことで、これだけ頑張ったんだという自信にもなります。
以上のことは私が受験中にやっていたことなのですが、ベストな勉強方法は人それぞれだと思います。こんなやり方もあるんだな、という参考にしてもらえたら嬉しいです。
勉強のやり方、計画の立て方、その他勉強に関して困っていること、悩んでいることがあったら、大学受験に精通しているOKSの先生方やみなさんと同じくOKSで学んだ学生チューターに相談してみるとよいと思います。
私も微力ではありますがみなさんのお役に立てたら幸いです!