微力ながら、私の考える「武漢肺炎収束までの学習計画」を述べさせて頂きます。
英語科: 青山 康介
■ OKS事務局より: 青山先生の著書「2020大学入試短期集中ゼミ 英語構文」もご覧ください。
青山先生の著書はこちら
まず、「学校の時間割りをカスタマイズした生活を送ること」。小学生でも、7時間授業がある学校もあり、遊び盛りの小学生がそれに耐えられるのは、「時間割り」の強制力に他なりません。また、生活サイクルを崩さないためにも有効です。もちろん、科目のバランスは生徒次第です。ただし、強制力という点では、保護者の協力も必要な生徒もいると思います。
さらに、出来ればOKSの時間割りも、週2日くらいは入れて欲しいところです。ただし、これは夕食の時間との兼ね合いもあるので、変則的にならざるを得ないかもしれません。
さて、内容としては、
- 学習の遅れを取り戻すためには
- 英語に関しては、ピンポイントで学習するというのも一案かと思います。
例えば、文法もダメ、長文はもっとダメ、といった生徒は、「語彙力の一点突破」に賭けるとか。その際、単なる暗記に頼らない「システム英単語・英熟語」がオススメです。 - 既習分野の総「復讐」のためには
- 「復讐」ではなく「復習」だとは思いますが、実力のある生徒は、学校やOKSの教材をざっと見直す程度でいいかと思います。後は、精々「ネクステ」系の問題集でもやれば、それで十分でしょう。
苦手な生徒は、普段やる機会のない中学レベルから高校初級の参考書をオススメします。「英語をはじめからていねいに(上・下)」を繰り返し学習することで、「出来ない子」呼ばわりしてきた人に「復讐」も出来ます。 - より実戦的な実力養成のためには
- ここでは、そこそこ英語が得意な生徒にアドバイスしておきます。
やはり、普段出来ないことを優先して、「リスニング」をオススメします。英検の目標級のリスニング教材を入れてもいいし、やる気のしない時は、時間割りに「洋画(吹き替えはナシ)の時間」を、組み込んでもいいんじゃないでしょうか。「長文」の時間の後なら、結構いいリフレッシュになるかもです。ちなみに、長文のオススメは河合から出ている「やっておきたい長文」シリーズです。「300語から1000語」まで、4種類ありますが、各々の実力に合わせて選べます。
いろいろ述べてきましたが、英語講師ゆえ英語に特化した内容にしましたが、飽きっぽい人ほど、「時間割り」の科目はバラすと続きやすいですよ。
それでは、先生方・事務職員の方・アルバイトの方も、くれぐれも体におきをつけてください。