センター試験対策の注意点

センター試験

大学受験は誰にとっても1度きりで済ませたいものです。
特に旧帝大医学部や早慶等の難関を目指す方にとって、効率の良い勉強法は気になるものだと思います。

こちらでは現在国公立、私立問わずほとんどの大学で導入されているセンター試験について注目してみたいと思います。

英数国対策は早すぎることは無い

現在国公立大学のセンター試験必須教科、科目は5教科7~8科目がベーシックな選択方法です。
大学ごとにイレギュラーな選択方法もありますが、英語・数学・国語の主要3教科に文系学部志望であれば社会科2科目と理科2科目、理系であれば理科2科目に社会科1科目で受験される方がほとんどです。

5教科7科目であれば900点満点ですが、その内、英数国はそれぞれ200点ずつの合計600点と得点に大きく影響します。
大学受験において大きな得点源となる教科は早めに対策を始めるに越したことはありません。

行きたい大学、学部専攻を考える

そもそも大学受験は、大学で専門分野の高度な研究をするために必要な知識が備わっているかどうかを確認するためのものです。
志望学部や専攻によって受験科目を選ぶことは当たり前のことですが、意識している方は意外に少ないようです。
例えば、将来考古学関連の職業を志望している方であれば、基礎知識として地学的な知識は役に立つものです。

しかし、導入部分のとっつきやすさから生物を選択して入学後に後悔されるという話はよくあります。
また、地学と社会科の地理は学習内容として連動しているところも多いため、選択科目次第で学習効率化も図ることができます。
大学・学部・専攻はよく考えて受験科目選択をしましょう。

模試とセンター判定の結果は割り切る

センター試験本番で全力を出すために、模試は定期的に受けておくことが必要になります。
科目、単元ごとの習熟度も確認できますので、現状を把握するためには必須の受験勉強です。

しかし、中にはプレッシャーからか本番直前でスランプに陥ることも多く、本番でも模試の嫌な流れを引き継いでしまうという方もいらっしゃいます。
大学受験は本番まで何が起こるか分かりません。特に現役生の中には本番1週間前に100点アップしたという方の例もあります。
また、センター試験後各予備校が行うセンター試験判定もA判定で残念な結果に終わる方もいれば、D判定で奇跡の逆転を果たす方もいらっしゃるため、最後まで諦めないことが重要です。

センター試験はその是非が毎年問われるものではありますが、大学受験においては無視できないものの1つです。
特に医学部受験においてはAO・推薦でセンター必須の大学がほとんどとなっています。
センター試験で全てが決まるわけではありませんが、決して気を抜くこと無く十分に戦略を練って挑みたいものです。


2014年6月5日 | カテゴリー : アドバイス | 投稿者 : FORUM-7 OKS