英語4技能対策「大学入試改革詐欺」?!

 実施が迫る大学入試改革。センター試験廃止・「新」共通テスト実施など本格的な制度改革を前に、来年度入試でも英検・TOEFL・TOEIC・TEAP・GTECなど英語4技能を評価する民間検定試験の導入がますます進んでいます。その時勢に、ここぞとばかりに「英語4技能指導」をウリに宣伝・広告を打つ塾などが激増しています。しかし、塾・予備校界の実情を知る私たちから見ると、「元号が令和に変わってお手持ちのキャッシュカードが使えなくなります」などと言い不安につけ込んで金品を騙し取る詐欺と同じ構図が見え隠れし、これではまるで新手の「大学入試改革詐欺」ではないかと、本当に大丈夫かと心配になってしまいます。

 確かに、本格改革を目前に控え、大学入試が大きく様変わりしているのは事実です。例えば英語では、英語4技能を評価する民間検定試験のスコアを出願要件に加えたり優遇措置が取られたりするというところも増えてきていますし、従来の Reading/Listening 中心のものから Writing/Speaking を含めた英語4技能を評価するものに変わろうしています。2021年度入試から実施される大学入学共通テストの英語では、Reading 100点・Listening 100点とListeningの比重が2割から5割へと大きく増加します。(従来の大学入試センター試験では 筆記200点・リスニング50点)

 そこで前述したような宣伝・広告が繰り広げられるのでしょうが、そのすべてに英語4技能試験対策を行える実力を持った講師陣がいるとは到底思えません。教育現場の高等学校はもちろん、個人塾を含めた中小の塾やフランチャイズの塾から、大手予備校まで含めても、ネイティブのように流暢な英語を話す日本人講師を見たことはほとんどないと言っても過言ではありません。英文法・長文読解を中心に指導してきた自称「プロ」講師に果たしてSpeakingまで含めた英語4技能試験対策が行えるでしょうか。

 試しに、あなたの通っている(または通おうとしている)塾の英語の先生に、英検何級かやTOEFLのスコアなどを尋ねてみてください。例えば英検なら当然1級取得者でなければ十分な指導力があるとは到底言えません。(もちろん嘘をつかれてしまえばそれまでですが、例えば「今の自分に英語の学習法をすべて英語でアドバイスしてみてください」などと言ってみてはどうでしょうか。)

 また、逆に英会話学校がルーツのところなどはListening/Speakingの指導においては心配ないのかもしれませんが「大学入試」に関してはアマチュア同然のところがほとんどです。

 OKSでは、以上のような不安は全くありません。論述形式の導入が拡大する数学や国語など、英語以外の教科・科目についても長年大手予備校で腕を磨いたプロフェッショナルな講師が指導にあたり、新制度入試対策も万全です。もちろん、英語4技能検定試験対策を行う講師は英検1級資格所持はもちろんのこと、留学し米国の大学を卒業したホンモノの英語力を持つうえに、大学入試を知り尽くした最強の味方です。英語・数学ともそんな本格的な講師が単に授業を担当するだけでなく、常駐して日々指導にあたる、それが一人ひとりを大切にし志望校へと導くOKSスタイルです。

 新時代の大学入試への対応も、昨今にわかに始めたものではなく、そもそも今までも知識詰め込み型の学習法ではなく「思考力・発想力」を育む指導を続けてきました。難関大入試の数学や国語では今までも本格的な論述形式はあたりまえでしたし、東大や京大の英語の入試では、従来から骨の折れる本格的な自由英作文なども課されており、必要な生徒にはその対策も単なる添削指導に終始せず授業以外の1対1の対面指導で対策指導をきめ細かく行ってきました。OKSで学ぶ生徒は、新制度の入試に慌てる必要はまったくなく、安心して学習を進めることができるのです。


2019年6月10日 | カテゴリー : アドバイス | 投稿者 : FORUM-7 OKS